Notionがただのメモ帳になっている人に教えたい。可能性を引き出す使い方6選
Notionは驚くほど多機能で、特にノートの限界を超える使い方を知っていると、よりその実力を発揮できます。 Notionがただのメモ帳になっている人に教えたい。可能性を引き出す使い方6選 ここでは、Notionの「便利なのに意外と知られていない使い方」を6つご紹介します。 目次 1. カレンダーを埋め込んでスケジュール管理 2. 進捗状況を可視化して把握 3. 定期タスクを繰り返し作成 4. 図を入れて見栄えを良くする 5. Google スプレッドシートを埋め込んで予算管理 6. NotionからSpotifyを再生
1. カレンダーを埋め込んでスケジュール管理
生産性向上ツールは、複数のツールを組み合わせて使うと便利ですが、それぞれのツールを更新し続けるのは大変。 そこで、Notionにカレンダーを埋め込む方法を知っていると、この大変さを抑えられます。 カレンダーを埋め込む前に、以下の手順でGoogle カレンダーから埋め込みURLを入手しておきましょう。 1. Google カレンダーのサイトにアクセス。 2. メニューバーの歯車アイコンをクリックし、「設定」をクリック。 3. 設定メニューの「マイカレンダーの設定」で埋め込みたいカレンダーをクリック。 4. 「カレンダーの統合」をスクロールダウンし、「このカレンダーの公開 URL」の下にあるURLをコピー。 このURLをコピーすれば、次の手順でNotionページにGoogle カレンダーを埋め込むことができます。 1. カレンダーを挿入したい行をクリックし、「/embed」と入力し「埋め込み」を選択。 2. 先ほどのGoogle カレンダーのURLを貼り付け、「リンクを埋め込む」をクリック。 注意:すべてのウェブサイトがコンテンツの埋め込みを許可しているわけではありません。「読み込みに失敗しました」というエラーが表示される場合は、アクセスしようとしているウェブサイトが埋め込みを制限している可能性があります。
2. 進捗状況を可視化して把握
長期的な目標に向かって努力しているとき、進捗状況が把握しにくいとイライラするものですが、Notionで進捗状況を記録するようにすれば、この問題はなんなく解決できます。 Notionは、データベース機能によってプログレス・バーやプログレス・リングをサポートしているので、進捗状況を簡単に把握可能。 Notionにシームレスな進捗トラッカーを作成するには、まずはデータベースをセットアップする必要がありますが、その手順は簡単です。 1. 画面左のカラムで「新規ページ」をクリック。 2. ページの一番下にある「ここから始める」から「テーブル」をクリックして表示を変更。 3. 「新規テーブル」をクリックして、テーブル内のデータベースを初期化します。 4. 「進捗」という新しい列を追加し、「種類」を「数値」に設定します。 5. 次に、「完了」 という名前の新しい列を「種類」は「数式」で作成します。 6. 新しい数式列を編集するプロンプトが表示されたら、「完了」の右にある「編集>」を選択します。 7. 「進捗」をクリックして数式に追加し、「完了」をクリックします。 8. 「表示方法」で「バー」か「リング」を選択します。このオプションはあとで変更できます。 9. 最後に、「分割数」欄に、進捗(分子)を割る合計(分母)を入力します。 データベースを作成したら、Notionノートブックの好きなページにビューを作成して、データベースが生成するプログレス・バーにアクセスできます。 ほかの場所に作成したプログレス・バーを挿入する手順は次の通りです。 1. Notionページ上で、ブロック(行)の左側に表示される「+」アイコンをクリックし、メニューから「データベースのリンクドビュー」を選択。 2. データソースの選択を求められたら、「既存のデータベースにリンク」からプログレス・バーの数式を作成したデータベースを選択。 表示したくないテーブルの列を右クリックし、「非表示」をクリックすることで、テーブルを見やすくすることができます。 これで、すべてのタスクの進捗を追跡できるようになります。 ヒント:完了間近のタスクを優先したい場合は、「完了」列で「降順で並べ替え」を選択すると、もっとも進捗したタスクが最初に表示されます。