「報告」こそ、人間関係での最強の戦術? 元自衛官のぱやぱやくんが考える「困ったことの報告方法」 元幹部自衛官が教える人間関係のサバイバル術
現実の職場では、ドラマのように優しく声をかけてくれる上司や先輩は少ないと、Xフォロワー約30万人の元自衛官ぱやぱやくんは語ります。周りも皆それぞれの仕事や日常で手一杯です。そのため、困ったことがあれば自ら声を上げることが大切です。特に陸上自衛隊での経験から「報告したくない」と思った瞬間こそが、最も重要な報告タイミングであると教わった彼が、「ホウ・レン・ソウ」で世の中をサバイブする術について、著者最新作『社会という「戦場」では意識低い系が生き残る』から抜粋・再編集してお届けします。 【マンガ】社会という「戦場」で生き残るには…元自衛官が教えるサバイバル術はこちら! * * * ドラマや漫画では、優しい上司や先輩が「大丈夫?」とか「困っていることはない?」などと、声をかけてくれるシーンが描かれることがあります。 しかし残念ながら、現実には、そこまで優しい人たちはあまりいません。 なぜなら、あなたが自分の仕事や日常で一杯一杯のように、周りの人たちも一杯一杯であることが多いからです。多くの人にとって、声をかけてあげる余裕はなかなかありません。 それゆえに、あなたが「困っていることがあります!」と声を上げない限りは「問題ないな」と思われてしまいます。 もしも「問題ない」と思われてしまったら、周りはどんどん前へと進んでいってしまうのです。 陸上自衛隊でも「困ったことがあれば、すぐに報告する」ように徹底されています。 戦場においては「弾薬が足りない」とか「兵士が疲弊をしている」といった情報は、現場の人間にしかわかりません。 なので、それらの情報は、むしろ積極的に指揮官に報告していかないといけません。 そうした報告を怠ると、現場にいない人にとっては「全ては予定通りに上手くいっている」と思われてしまうのです。 その結果、作戦の遂行などにも大きな影響が出てしまいます。 では、自衛隊では、「報告はいつどのようにすべき」と言われていると思いますか。
【関連記事】
- あなたを狙う悪意から自分の身を守るには? 元自衛官のぱやぱやくんが「人間関係にこそ、防空識別圏を設定すべき」と言う理由 元幹部自衛官が教える人間関係のサバイバル術
- 困っている人のために自分ができることって? 「間接的に手助けする」という方法を元自衛官のぱやぱやくんが重視している理由 元幹部自衛官が教える人間関係のサバイバル術
- もし「自分は孤独かもしれない」と思ったら、読んでください。 元自衛官のぱやぱやくんの「おひとりさま」のススメ 元幹部自衛官が教える人間関係のサバイバル術
- 元自衛官が教える「本当の戦友」の見つけ方 あなたが「一緒に死んでもいいと思える仲間」はどこにいるのか? 元幹部自衛官が教える人間関係のサバイバル術
- 元自衛官インフルエンサーが語る「信頼できる人の見分け方」 あなたが本当に尊敬できる人を、分析して探し出そう! 元幹部自衛官が教える人間関係のサバイバル術