ベジェリン、アルテタ監督のアーセナル継承を称賛「歴史にうまく適応した」同監督の選手時代も回想
現在ベティスに所属するエクトル・ベジェリンは、ミケル・アルテタ監督がアーセナルの歴史を継承できていると考えてる。イギリス『TNT Sports』が伝えた。 【動画|アーセナルのCL前節を振り返る!】アーセナル vs パリ・サンジェルマン 現在29歳で右SBのベジェリンは、2011年にアーセナルに加入すると、2022年夏に退団するまで公式戦239試合に出場した。アルテタ監督とアーセナルでともにプレーをした経験を持つベジェリンは、同監督との思い出を次のように振り返った。 「彼はとても賢かった。得点やボール奪取で評価される選手はたくさんいるが、周囲の選手をどのようにプレーさせたかで評価される選手は多くない。彼はポジショニングで中盤を支配してチームを牽引し、他の選手を得意なエリアに導いてくれるいい選手だった」 「当時よく話した内容は、週末に対戦するチームについてだった。練習の時はいつも『このチームはああいうプレーをするから、私なら違う方法をするだろう』と、言っていた。アーセン(ベンゲル元監督)を否定するのではなく、自分ならどうするか意見を述べていたんだ」 アルテタ監督の指揮の下、近年着実に実力をつけるアーセナル。ベジェリンは結果だけではなく、クラブのレジェンドであるアーセン・ヴェンゲル氏からの歴史を紡ぐことできていると感じている。 「ミケル(アルテタ監督)について僕が気に入っていることの1つに、彼が自分自身の物語を書こうとしながらも、常にクラブの歴史を考慮に入れている点だ。アーセナルは常に若い選手が行きたがるクラブで、選手たちはチャンスがあることを知っており、ミケルはその本質を残している」 「多くのチームは監督交代すると完全に変わってしまうが、クラブの歴史にうまく適応したと思う。それが彼が成功を収め、支持を得た理由だ」 「彼と一緒にいた最後の数年間で、僕たちはクラブをどのように改善し、何が必要で、何を変えたいか、たくさんの話し合いをした。彼はクラブの文化を変えたいと考えており、本当にうまくやったと思う。すでに書かれた物語を消そうとせずに、彼はその上にさらに積み重ね、とても成功した物語となった」
SPOTV NEWS