「居酒屋で残しちゃう」「無理やり食べる」──飲食店での“食べ残し”どうする? フードロス削減へ…厚労省がガイドライン案
■食べ放題の店では「クーポン」も
一方、持ち帰りが難しい食べ放題の店でも、ある取り組みが行われていました。東京・国立市の「しゃぶ葉 国立富士見台店」では、食事を終えた客がスマホを構えると、テーブルの上を撮影。その後、会計の際に撮影した写真を店員に見せました。 店員 「きれいにお食べいただきありがとうございます。次回からご利用いただけるクーポン券です」 この店で導入していたのは、食べ残しがない様子を撮影して提示することで、ドリンクバーの割引券がもらえるシステムです。利用客は「注文の時に気をつけて頼もうとか、量を気にするきっかけにはなる」と言います。 食べ物を粗末にしないだけでなく、将来的な人口増加による食料危機に対応するためにも必要となるフードロス削減。厚労省の部会は、ガイドラインによって食べ残しへの意識の変化などにつながってほしいとしています。 (12月6日『news zero』より)