日本列島に襲来している今季最強の寒波。岐阜県では各地で今季一番の大雪となり中でも郡上市は平年の２．４倍もの積雪を記録しました。 （住民　「（いつもは）よっぽど降っていると思っても５０ｃｍくらい、ひと晩で。今年はもう、きのうおとといと７０～８０ｃｍ。山の中なのでどこ通っても怖い感じ」 　この寒波の影響で近畿でも朝から各地で雪が積もりました。奈良公園は雪で真っ白に。　　 　兵庫県北部の城崎温泉も雪景色に。観光客は。 （観光客）「来てびっくり、初雪。地元は降ってないから。楽しみと返れるかの心配はありますね」 　現地のお土産店は…。 （お土産店店主）「（Ｑ客の数は？）かなり足早で少ないです。旅館の車で、駅に直行ですね…」 　兵庫県豊岡市では、斜面が凍り、大渋滞が起こっていました。ドライバーたちが協力し合い何とかスタックした車を動かします。 　「レスキューした台数は、あ、ちょっと待って下さいよ…」 　１台動かしても、次々と。 「４～５台はいった（助けた）と思います。毎日通勤で通っているんですけど、ここまで（路面が）凍てついているのは久しぶりに経験しました」 　大阪市内でも、通勤する人たちはしっかり防寒対策。 　「私めちゃめちゃ寒がりなんで、ヒートテックとトレーナーとカーディガンにコート。３、４枚くらい着ています」 　「末端にしもやけできるんですよ、耳とか手とか。苦手なので寒さには気をつけるようにしています」 　この寒波の影響で近畿であす朝までに降る雪の量は、多いところで、北部の山地で５０ｃｍ中部の山地で４０ｃｍと予想されていて、普段雪の少ない中部や南部でも山地を中心に大雪となり、平地でも積雪のおそれがあります。 　冬型の気圧配置が予想より強まった場合は、北部を中心に警報級の大雪になるおそれもあり、気象台は北部や中部では積雪や路面の凍結による交通への影響に十分注意するよう呼びかけています。