写真：クラウド Watch

　株式会社アドバンスト・メディアは22日、AI音声認識「AmiVoice」を活用した営業力強化ソリューションをシリーズ化し、「AmiVoice SalesBoost」として、同日より提供開始すると発表した。同社ではこれにより、営業組織の強化・改善に向けた取り組みである「セールスイネーブルメント」の促進を支援するという。 【この記事に関する別の画像を見る】 　アドバンスト・メディアでは、これまで、接客・商談の会話を見える化・分析する「AmiVoice SF-CMS」と、AIを活用して効率的な営業トレーニングを可能にする「AmiVoice RolePlay」を、利用者の状況に応じて個々に提供してきた。 　今回はこの2つの製品をAmiVoice SalesBoostとしてシリーズ化することで、営業力強化のサイクルを具現化し、営業組織全体のパフォーマンス向上をワンストップで支援するという。具体的には、AmiVoice SalesBoostを用いて商談内容をテキスト化して、営業優績者の営業スキルを見える化し、そのデータを営業組織全体で共有したり、メンバー育成のためのトレーニングに活用したり、といったことが可能になるとした。 　さらに、シリーズ化に伴う機能強化の第1弾として、AmiVoice SF-CMSとAzure OpenAI Serviceを連携し、商談分析と要約の両機能を提供する「AI商談分析・要約オプション(β) powered by GPT-4o」を提供する。 　商談分析機能では、商談の進め方や改善点を提案する内容の分析、顧客のタイプに応じた商談の進め方の提案などが可能。要約機能については、商談内容の主要ポイントを簡潔にまとめた「単純要約」と、営業活動の重要な部分について振り返りしやすく整理した「議事録形式」の2つの方式から、各企業のニーズに応じて選択可能となっている。