大阪・桜の開花宣言 気象台職員「ようやく咲いてホッとしています」
大阪・桜の開花宣言 気象台職員「ようやく咲いてホッとしています
大阪も桜が咲きました──。大阪管区気象台は27日午前、桜の開花宣言を行った。平年より1日早いという。気象台職員は前日まで確認作業を何度も行っていたが、開花を確認した職員は「ようやくの開花にホッとしています」と話している。 【動画】開花を確認する大阪管区気象台の職員
27日午前、大阪城の西の丸庭園内にある標本木の前には、同気象台の職員のほか、多くの報道陣やお天気キャスターが集まる中、職員が開花宣言の目安となる5輪の花を確認した。 前日までにも同様に多くの報道陣が職員の開花宣言を待っていたが、発表には至らなかった。標本木の周りには、一般の来場者も訪れ、多くの報道陣がいたころから開花を知り、さっそく桜を撮影するなど楽しんでいた。
開花を確認した気象台職員は報道陣の前で「なんとか開花してもらってありがたいです。ホッとしてます、昨日はどうなることやらと思いましたが、ようやくホッとしています」と話した。平年と比べ開花は1日早く、昨年より7日早い開花となった。ほぼ平年並みの範ちゅうだという。 見ごろについては「この時期に開花すると1週間くらいで満開となるはずなんですが、このあと寒気がはいって、4月1日、2日あたりは寒くなりそうなので、もう少し満開は後になるかも」と話していた。 東京都などに比べて開花が遅かったことについては「3月上旬はけっこう暖かかったのですが、中旬に寒気が入りまして、土日に寒かったことが開花が遅れた理由と思われます」と話していた。