3回目の伊勢路で3位以上狙う創価大 榎木和貴監督「4、5区までに先頭に立てれば」/全日本大学駅伝
◇第56回全日本大学駅伝(11月3日/愛知・熱田神宮~三重・伊勢神宮:8区間106.8km) 創価大の区間エントリーをチェック!吉田響は補員登録 駅伝の学生ナンバーワンを決める全日本大学駅伝の前日会見が開かれ、駒大、青学大、國學院大、中大、創価大、早大の6校の指揮官が登壇した。 昨年は6位に入っている創価大の榎木和貴監督は「今年の三大駅伝のチャレンジについては出雲と全日本を3位以上を目標にしていますので、全日本も3位以上に挑んでいきたいです」と力を込める。 10月14日の出雲駅伝では、大会直前に留学生のスティーブン・ムチーニ(2年)にケガのアクシデント。大砲を欠いてのレースとなったが、エース・吉田響(4年)が2区で区間賞に輝き、一時は先頭に立つなど見せ場を作った。 3強に次ぐ4位でフィニッシュし、「日本人だけであれだけ勝負できたことは一つ自信にしつつ、チャレンジしていきたいです」。ムチーニも出雲後に練習を再開しており、「いい練習が積めてきています。当日使う予定ではあります」と順調ぶりを示した。 「3強」と目される駒大、青学大、國學院大を念頭に置き、「前半でいかに主導権を握って、前で走れるかが我々の目指すところ。4、5区あたりまでに先頭に立てれば理想的だと思っています」と思い描く。 補員に回っているムチーニと吉田響の当日変更について、「ちょっとかき乱したいと思っていますので、ご期待ください」。昨年は5区・吉田響、7区・ムチーニだったが、今年は前半区間での起用に含みを持たせた。 「チャレンジャーとして、3位以上に向かって頑張りたいです」と指揮官。3回目の全日本で、旋風を巻き起こす。 全日本大学駅伝は11月3日、8時10分にスタートする。
月陸編集部