「具合が悪いのは、ただの甘えだ!」と罵倒。結婚後、優しかった彼→モラハラ夫に変貌するのは「6つの心理」が原因だった
具合が悪い、動けないのはただの甘えだと私を責め続ける夫
「結婚後、夫の態度は急変しました。以前の優しさは消え、私に対する言葉や行動がどんどん攻撃的になっていきました。彼の言葉は常に冷たく、批判的でした。小さなミスにも過剰に反応し、私を責め立てることが日常茶飯事になりました。 『こんな簡単なこともできないのか?』 『お前は本当に役立たずだ』 彼の言葉は、私のうつ病再発のきっかけになりました。以前は「守ってあげる」と言ってくれていたのに、今はその真逆で、私を追い詰め、傷つけることが彼の常套手段になっていました。何を言っても、どんなに努力しても、彼の態度は変わりませんでした。」 毎日のようにこんな態度を夫から取られていたMさんは、精神的にも肉体的にも限界に達し、ついにはうつ病を再発して床に伏せって動けなくなってしまいました。 その状況見てもモラハラ夫は夫冷たく、苛立ちを隠そうとしません。彼はMさんに対して以下のような言葉を投げかけます 「またそんなところで寝てるのか?それはただの甘えだから。まったく役立たずだな。」 「こんな簡単なこともできないのか?家のことを少しでもやる努力ぐらい見せろよ。いつもいつも俺が全部やらなきゃいけないんだ。」 「うつ病だかなんだか知らないけど、それは自分を甘やかしているだけだ。俺だって仕事で疲れてるんだ。いい加減にしろ。」 夫の言動がMさんに対して思いやりも一切ないただのモラハラだったので、彼女の心はどんどん壊れていってしまいました。生きる気力もなく自傷行為に走りそうになり、やっとの思いでMさんは主治医に助けを求め、夫も同席し3人で話をする約束をしてくれたのです。 本記事では、Mさんにうつ病歴があることもすべて受け入れ、守ると誓った夫。ところが、結婚後はモラハラ三昧で病状は悪化していくばかり、という経緯をお伝えしました。 ▶続きの【後編】▶『「暴言や人格否定よりもつらかったのは…」モラハラで、うつ病を悪化させたのは夫からの【性的DV】』では、主治医に助けを求めることにしたものの、そこで発せられた夫の信じられない発言とは?
モラハラ/HSP専門カウンセラー 麻野祐香