男子SP鍵山優真は2位、佐藤駿4位 圧巻の演技を披露したマリニンが首位【フィギュアGPファイナル】
◇6日 フィギュアスケート グランプリ(GP)ファイナル第2日(フランス・グルノーブル) 男子ショートプログラム(SP)は北京冬季五輪銀メダリストの鍵山優真(21)=オリエンタルバイオ・中京大=が93・49点で2位に入った。105・43点で首位のマリニン(米国)とは11・94点差。佐藤駿(20)=エームサービス・明大=は86・28点で4位。 第4戦のNHK杯と第5戦のフィンランド大会で優勝してファイナルに駒を進めた鍵山は冒頭の4回転サルコーで転倒したが、続く4回転―3回転の連続トーループを成功させGOE(出来栄え点)で3・39点、トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)でGOE2・63点の加点を獲得。大崩れすることなく、2位につけた。 昨季の世界王者マリニンは4回転ルッツ―3回転トーループの連続ジャンプでGOE3・61点の大幅加点を得るなど圧巻の演技を披露して首位。アダム・シャオイムファ(フランス)の欠場による繰り上げで出場したシャイドロフ(カザフスタン)が91・26点をマークして3位と、表彰台圏内に入った。(写真はAP)
中日スポーツ