コンセプトカーが熱い要望を受けて市販化

2024年の東京オートサロンで展示されていた、アパレルショップのBEAMSとコラボしたコンセプトモデルが市販化されることが決まった。展示時はデイズのみだったが、なんと6車種で選べるという。

　日産の人気6車種を対象に、雑貨やオリジナルのアパレル展開で知られるセレクトショップ「BEAMS」が監修し、オリジナルデザインを随所にまとった特別仕様車「ビームス エディション」が新たに設定された。 【写真】ジーンズ生地が超オシャレ！　BEAMSエディションが選べるクルマたち（全15枚） 　これらの「ビームス エディション」は、日産とBEAMSのコラボによって東京オートサロン2024に展示されたコンセプトカー「ROOX BEAMS CUSTOMIZED CONCEPT」が大好評を博し、市販化の要望が多かったことを受けて、ニーズに合わせた6車種にビームス流のトータルコーディネートをまとわせたモデルとなる。 　BEAMSの“本当に良いものに裏表はない”という思想を反映し、裏返しにしたデニムを再現したシートカバー生地を採用するなど、コンセプトカーのエッセンスを踏襲しながらも、機能性を確保したデザインとなっているのが特長となる。 　全モデルに採用されるシートカバーは、先述の通り裏返したデニムを再現するだけでなく、ビンテージデニムの特徴である“赤耳”と呼ばれるほつれ止めをあしらったアクセントが座面に入るほか、BEAMSのピスネーム（タグ）や大小のシートポケットなど、ディテールまでこだわったつくりとなっている。 　そのほか、サイドシルプレートやフロアカーペットも、BEAMSのイメージカラーであるオレンジやデニムカラーのネイビーを用いた専用デザインとなり、インテリアに華を添えてくれる。 　エクステリアにおいても、フロントグリルやドアミラー、アルミホイール、ボディサイドといった各部にオレンジとネイビーがあしらわれることで、クルマ全体でBEAMSの世界観を楽しめる仕上がりとなっている。 　日産の基幹車種たちにBEAMS仕込みのアクセントを取り入れた「ビームス エディション」の設定車種は、サクラ、デイズ、ルークス、ノート、セレナ、エクストレイルの6車種。 　なお、購入のためには事前に特設ウェブサイトでの申し込みが必要となる。 　また、これらの「ビームス エディション」モデルは、NISSAN CROSSINGや日産グローバル本社ギャラリーで順次展示することが予定されている。気になるというユーザーの方はぜひとも足を運んでみてはいかがだろうか。