メイクで「大人のかわいらしさ」を引き出すには?意識するべきは「〇(丸)」!【天野佳代子×長井かおり】
比べてわかる! ヘア&メイクアップアーティスト長井かおりが、今アップデートするべきトレンドメイクをお届けします! 【写真を見る】長井かおりさんのメイクで変身した67歳・天野佳代子さん。Afterカットはこれ! 美容ジャーナリストの天野佳代子さんをお迎えしてお届けするスペシャル編の第2回。今回は、メイクをアップデートする重要性や、大人のかわいらしさを引き出すコツを天野さんと考えます。
大人はシャープさよりも、ふっくら丸みを意識してハッピーな表情に
美容ジャーナリストとして執筆活動をはじめ、公式YouTube「天野佳代子の大人美容 【歳をとるのは怖くない】」も人気で、“奇跡の67歳”として知られる天野佳代子さん。その中で紹介されていた大人は「○」を意識するべきという理論は、ぜひミモレ読者の方にも取り入れてほしいです! 長井さん 天野さんの著書を拝読して、一番感銘を受けたのが「丸を意識する」という理論。大人になると、何でもかんでも削げばいいというものではなく、シャープに見せた結果、逆に老けて見えるなんてことも多々あります。 大人はむしろ、ふっくらとした丸を意識したほうが幸せやかわいらしさを表現できて若々しい。そんな気づきがありました。 顔が削げたりこけたりしがちな人は、ぜひ丸を意識してみてほしいです! 天野さん 今はあまりピンとこなくても、数年後にはわかるかも。私自身、職業柄、若いときから、色々なメイクを経験してきましたが、切長の目元やシャープなフェイスラインに見せるメイクも、若い頃はエレガントで知的な雰囲気で楽しめましたが、年齢を重ねるにつれて、影やシワが深まり、威圧感のある怖い顔に。黙っているとそれだけで不機嫌そうに見られるようになるんですよね。 だからこそ、年齢を重ねるほどに柔和な感じを目指すべき。 色々な経験をしたからこそ、顔に深みが出ているのは当たり前のこと、だからこそメイクが必要なんです。 長井さん よく私は「塗り絵メイク」と呼んでいるのですが、顔にあるパーツの形をそのままなぞって、肌にある色をそのまま塗るメイクをするのではなく、柔らかさや丸みを意識してメイクができるといいですね。表情の険しさが和らぐと、内面の健やかさやゆとりも滲み出てきて、満たされている感じがする。今すぐ、この連載でも丸メイクテクニック、ご紹介したいです!