「考えを改めるよう願うよ。でも…」

アーセナルで活躍するホワイトとライス（右）。(C)Getty Images

　ベン・ホワイトのイングランド代表復帰はあるのか。今夏のEUROをもってガレス・サウスゲイトが退任後、暫定的に指揮を執るリー・カーズリーが見解を示した。英公共放送『BBC』が報じている。 【画像】まさにスタジアムの華！現地観戦する選手たちの妻、恋人、パートナーら“WAGs”を一挙紹介！ 　アーセナルの不動の右SBで、来月に27歳となるホワイトは、カタール・ワールドカップの際、「個人的な理由」でイングランド代表から離脱。それ以来、クラブでの活動に専念している。 　イングランド代表でも十分活躍できる素質を持っているだけに、復帰待望論が絶えないなか、カーズリー暫定監督がこの話題に言及。ホワイトと話をする予定があるか問われ、次のように答えた。 「そのつもりはない。この件に関しては、メンバー選考の際に話した。イングランド代表としてプレーする資格を持った選手は全員、チャンスがある。私の知る限り、彼は連絡をしないよう求めた。それが変われば、状況が変わるだろう。ピッチのあちこちで真の競争があることが重要だ。より多くの選手から選べれば、それはより良いことだ」 　 ちなみにイングランド代表の主軸であり、アーセナルでホワイトと共に戦うデクラン・ライスは以前、こう語っている。 「ベンはとても良い奴だし、信じられないようなフットボーラーなんだ。何が起こっているのか知るのは難しいが、彼は自分の決断を下した。彼は今、イングランド代表でプレーしたくないんだ。 　ベンはどこでもプレーできるクオリティを持っている。あのような選手が、本当に鍵を握る。考えを改めるよう願うよ。でも、彼がそれで満足なら仕方がない。ベンが決めることだ」 　ホワイトが再び国を背負って戦う日は、来るだろうか。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部