JR呉駅周辺の交通ターミナル、機能や配置イメージ公表 国交省 広島県呉市
広島県呉市のJR呉駅周辺の再開発で国土交通省が進める交通ターミナル整備事業について、同省広島国道事務所は機能や配置の計画をまとめ、イメージ図を公表した。2階に約5600平方メートルの歩行者用デッキを設け、にぎわいづくりの拠点にする。 【イメージ図】JR呉駅周辺の交通ターミナル 計画では駅前広場を2階建て構造にし、1階にバスやタクシー、一般車の乗降場を整備。バスターミナルはアイランド型にし、ベンチや小規模店舗も配置する。 2階のデッキは、商業棟と居住棟で構成する複合ビルと連携したにぎわい空間とし、イベントなどを開催。大型ビジョンも設置し、バスなどの運行情報や災害時の避難情報などを発信する。駅北側の2カ所に国道31号をまたぐペデストリアンデッキ(歩行者専用橋)を設け、安全性と利便性を確保する。
中国新聞社