足かけ20年、遅咲きレーサーがついにS級へ 初陣が熊本G3に決まり「いきなり強烈」
熊本競輪「開設74周年記念・火の国杯争奪戦(GIII)」が3日に開幕する。11Rの一次予選に出場する高橋成英に話を聞いた。 2004年7月のデビューから20年。高橋成英がついにS級初昇格を果たした。注目のS級初陣は一次予選のメインレースで「いきなり強烈なところに入っちゃいましたね」と少々不安げな表情を見せた。 競走得点は0。4月の小倉2日目に落車して以来、5か月ぶりの実戦となるからだ。 「ケガは肋骨を7本骨折。あと肩甲骨もバリバリに割れてしまい、それで復帰まで時間がかかりました。しっかり練習できたのは1か月くらい。走りながら戻していければと思います」 初日は同県の疋田力也がいて「自力の番組だろうなって準備はしていたんですけど、リッキーがいるなら信頼して付いていくだけです」と後輩を目標に指名した。(netkeirin特派員)