【フィギュア】今季好調の佐藤駿「SPでルッツを決められるように」スケートカナダへ意気込み
<フィギュアスケート:グランプリ(GP)シリーズ第2戦スケートカナダ>◇24日(日本時間25日)◇カナダ・ハリファクス◇男子公式練習 【ハリファクス=藤塚大輔】昨季の4大陸選手権2位の佐藤駿(20=エームサービス/明治大)が、ショートプログラム(SP)から勢いに乗っていく。 曲をかけた練習では、新SP「ラヴェンダーの咲く庭で」を滑った。冒頭の4回転ルッツは1回転となったものの、続く4回転-3回転の連続トーループは着氷。曲かけ後には4回転ルッツも降りた。「先週、ルッツがあまり良くなくて」と打ち明けつつ、「こっちに来てから少し調子が上がってきているのかなと思う。まずは最初のSPでルッツをしっかりと決められるように頑張りたい」と意気込んだ。 今季は9月中旬のロンバルディア杯で合計285・88点、同下旬の東京選手権で合計276・50点と、好調な滑りだしを見せている。今大会へは「フリップやスピンを重点的にやってきた」と語り、「(演技構成点で)より高い点数を出せるようにしたい。自分としてはGP初戦。自分の満足のいく演技ができるように全力で頑張ります」と期した。 日本勢の山本草太(24=中京大)も公式練習に参加。男子ショートプログラム(SP)は27日午前2時55分、同フリーは28日午前0時(ともに日本時間)から行われる。