「S&P500」と「オルカン」を追う「インド株」と「高配当株」、インデックスファンドの新機軸は? =ネット証券の投信積立契約件数ランキング24年9月
これに対して、「iFreeNEXT インド株インデックス」は年0.47%、「楽天・高配当株式・米国ファンド(四半期決算型)」は年0.19%という信託報酬率だ。これらのファンドの手数料率もかなり低い水準に抑えられているものの、年0.1%を下回る水準にあるファンドと比較すれば、2倍以上の手数料率ということになる。手数料率は「安いに越したことはない」のであるが、その手数料率を上回る十分なリターンがあれば、運用商品としての魅力は備えているといえるだろう。
「インド株式」や「高配当株式」というのは、「S&P500」や「全世界株式(オール・カントリー)」に次いで人気を集めている分野になってきた。さらに、これに続く分野を運用会社が開拓できるか注目したい。
ウエルスアドバイザー