「最初の課題、宿命の日韓戦」2年ぶりの日韓戦に臨むサッカー韓国女子代表に現地メディアも注目「アジア最強日本を相手に…」
サッカー日本女子代表「なでしこジャパン」は、26日東京・国立競技場でサッカー韓国女子代表との国際親善試合に臨む。韓国メディア『聯合ニュース』は、2年ぶりとなる日韓戦について、10日にシン·サンウ新監督が就任した代表チームの現状となでしことの試合の展望について報じていた。 【一覧表】女子サッカー最新FIFAランキング。なでしこジャパンの順位は? 2年ぶりに、東京・国立競技場で行われるなでしこジャパン対韓国代表による日韓戦。アジアのライバルである韓国との過去の対戦成績は、8勝11分4敗(78得点30失点)でなでしこが大きく勝ち越している。過去5試合の対戦成績も3勝2分と日本が上回っているという状況だ。 今夏に開催されたパリ五輪では、なでしこジャパンは惜しくも準々決勝で敗退。五輪後に退任した池田監督の後任は未定であり、佐々木則夫女子委員長が監督代行を務める。まだ新体制が出来上がっている状況ではないが、五輪後初の代表戦ということもあり、勝利して勢いに乗りたいところだ。 一方の韓国は、10日にシン·サンウ監督が代表チームの新指揮官になることを発表。しかし、報道によると、同国のエースであり最多得点記録保持者のジ・ソヨンは、膝の負傷で日韓戦には出場できない見込みだ。また、これまでAマッチ90試合を経験したベテランFWイ・グンミン(バーミンガム・シティ/イングランド)、GKミン・ユギョンなども負傷のため今回の日韓戦メンバーから外れている。 同メディアは、「アジア最強の日本を相手に、シン・サンウ新監督のテストマッチ」と題して、「最初の課題は宿命の日韓戦だ。しかし、日本に旅立つ前に早くも怪我に苦しんでいる」と、負傷でベストメンバーが組めない苦しい船出となることを伝えていた。
フットボールチャンネル編集部