宇野昌磨さん「ギネス認定はもらえなかったかもしれない」 | フィギュアスケーターのオアシス♪ KENJIの部屋
KENJI:やった、やった。ちゃんと覚えてるんやね。そのときの映像があるので一緒に見てみましょう。若い! 改めて初登場を見てみてどう? 宇野:いや……もう1.5倍ぐらい遅いスピードで会話をしていますし、声が小さい(苦笑)。ワンフレーズを話すのに何秒かかってるんだっていうぐらいですよね。 KENJI:確かに声は小さいよね(笑)。でも可愛らしい感じやし、見ていても笑顔が止まらんかった。ただ、話している内容はすごくしっかりしているよね。 宇野:僕はもう「早くしゃべれ」ってずっと思って見ていました。年齢とともに人って成長するんだなって思います(笑)。 KENJI:引退会見でも「人前でしゃべれる人間になれると思っていなかった」というコメントをしていたもんね。 宇野:このときが本来の僕なんだと思うんです。でもこうやって表に出させてもらって、長年時間が経過すると、こんな僕でもこれだけ話せるようになる。なんでも経験だなって思います。
KENJI:今はすごくしっかり話しているけど、話せるようになったきっかけはあるの? 宇野:段々とっていう感じではあるんです。初登場時はまだ、このときはこれを話さなきゃって思っていました。例えば、オリンピックで金メダルを取りたいとか。これを話さないと、と自分の中であらかじめ決めていた感じだったんですよね。でも自由に話していいんだって気づいてから、自分の言葉で、その場を楽しみながら話せるようになりました。最近はしゃべりすぎっていうくらい話しをしています。 KENJI:そんなふうに成長した昌磨くんは、スケーターとしても素晴らしい結果を残してきました。これだけの成績を残す選手になると自分では思っていましたか。 宇野:全くですね。ここまでいい成績を残せるとは思っていませんでした。成績を全く残せないまま自分のスケート人生が終わってしまう気持ちで練習したことはなかったんですけど、それでも想像していたよりも長い期間、いい結果を残すことができたかなと思います。