【ソフトバンク】近藤健介が同期の上沢直之を歓迎「一緒に野球ができるのはうれしい」
ソフトバンクの近藤健介外野手(31)が9日、鹿児島県徳之島で行っている自主トレを公開し、再び同僚となる上沢直之投手(30)との共闘、自身の目標について語った。 【写真】日本ハム時代の上沢と近藤 8年連続となる徳之島での自主トレ。昨年12月には自身が1500万円の費用を負担し、室内練習場の人工芝を張り替えるなど思い入れのある地だ。今年もオリックス・西川、阪神・渡辺諒、ロッテ・藤岡ら常連メンバーらと鍛錬を積み、この日はノック、打撃練習、ウエートトレーニングなどで汗を流した。 近藤は「このメンバーが集まるとよりシーズンをみんなで頑張ろうという気持ちになる」と気合の入った表情で語った。 先月18日には日本ハム時代の同僚・上沢がホークスに加入。同期入団右腕と再び同じチームに「全く想像もしてなかった。(同期が)みんなバラバラになったと思っていたので、また一緒に野球ができるのはうれしい」と喜びを口にした。 「打撃に関してはしっかり自分のものを作るという意味で毎年変わっている」と語るヒットメーカー。ホークス移籍後は本塁打数も増えているが、今季はさらなる長打力向上を狙う。長打率と出塁率の合計値で表されるOPSでも24年は9割6分と、10割の大台も視界に入るところだ。 近藤は「そこも目指したいところではある」と語り「長打の部分でより磨きがかかってくればいけるかなと。本当に一昨年、本塁打が増えるまでは10割なんか思ったこともなかったけど、今は狙ってみたいなと思えるところまできている。そこは貪欲にいきたい」と目を光らせた。 昨年9月に負傷した右足首についても「プレーに関しては100%できる」と経過は良好。状態を万全に、昨季のパ・リーグMVPはさらなる高みを目指す。
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