あなたのお雑煮どんな味?餅の消費に迷っている人も必見 食の名人直伝の『熊本ご当地お雑煮レシピ』
そしてさらなる雑煮の楽しみかたが…なんと納豆!? 植木町の一部の家庭で食べられているもので、納豆に少々の塩、好みの量の砂糖を混ぜ、それをお餅に絡めて食べるというものなんですが…。 リポーター「これ本当に食べているんですか?これドッキリじゃないよね?」 リポーター「おいしい。ネバネバが甘さをうまく広げますね。ネバリとこのもち米の甘さが、合うんですねー。失礼ながら、意外とおいしい!(笑)」 宮本さん「母から継承されたものなので、嫁 孫 ひ孫たちにも継承していきたいと思っています」 ■玉名地方のご当地雑煮「あん餅入り雑煮」 続いて訪ねたのは、熊本県北部にある荒尾市にお住いの篠田さん。篠田さんもイソギンチャクを使った「わきゃのひこずり」という玉名地域の伝統料理で「くまもとふるさと食の名人」に選ばれた方なのですが、今回作っていただくのは…『あん餅入り雑煮』! ――あん入り雑煮って言うのは、このあたりで食べられるんですか? 篠田さん「食べる人もいるけど、そこの家庭で違う。うちは白餅(笑)」 今回はレシピを元に篠田名人と作っていきます。 レシピ〈材料〉4人分 ・あん入り餅 4個 ・ニンジン 1本 ・ダイコン 半分 ・サトイモ 5個 ・ゴボウ 1本 ・干しシイタケ 7個 ・ホウレンソウ 少々 ・かまぼこ 1本 ・イカ下足 少々 ・鶏肉 1パック ・コンブ 少々 ・水 1000㏄ ※調味料※ ・カツオだし 少々 ・薄口しょう油 少々 根菜類やホウレンソウにかまぼこ、シイタケ、鶏肉などを使用。 鍋には干しシイタケの戻し汁にゴボウ、昆布、イカゲソが入っています。そして主役となるあんもちは篠田さんの手作り。 まずは切った野菜を鍋に投入。続いて適量のカツオだしを入れます。具材をやわらかくなるまで煮たら鶏肉にカマボコ、お玉一杯分の薄口しょうゆで味付け。そして最後にあん餅を入れます。 あん餅をやわらかくなるまで煮たら完成です。 盛り付け時にホウレンソウを添えて15分ほどで完成しました。気になるあんもちの味は…?