【続報】中3殺傷「認めない」と容疑否認 女子生徒への殺人容疑で平原政徳容疑者(43)を再逮捕 捜査一課長「被害者に落ち度ない」
福岡県北九州市のファストフード店で去年12月、中学3年の男女2人が刺され、女子生徒が死亡した事件で、福岡県警は9日、男子生徒に対する殺人未遂の疑いで逮捕されていた無職の男を女子生徒に対する殺人の疑いで再逮捕しました。 小倉南警察署では午後2時半から小倉南署の持丸宗徳署長と捜査第一課の橋本浩輔課長が記者会見に臨みました。 再逮捕されたのは北九州市小倉南区の無職、平原政徳(ひらばる・まさのり)容疑者(43)です。 県警の捜査本部によりますと平原容疑者は去年12月14日午後8時25分ごろ、小倉南区徳力のマクドナルドで、中学3年の中島咲彩(なかしま・さあや)さん(当時15)の腹部を持っていた刃物で突き刺し、殺害した疑いです。 平原容疑者は「認めない」と容疑を否認しているということです。 平原容疑者について事件当時、中島さんと一緒にいた男子生徒は「全く知らない男」と話していましたが、これまでの捜査からも2人と平原容疑者の間に面識はなかったとみられ、平原容疑者が2人を一方的に知っていた可能性についても橋本課長は「低い」という見方を示しました。 また、犯行の動機について橋本課長は「今後の捜査で明らかにする」と明言を避けたうえで「被害者側に全く落ち度はない」と強調しました。
テレビ西日本