【スターダム】渡辺桃〝レジェンドキラー〟に名乗り 団体内にも標的「そいつの持ってるベルトが欲しい」
女子プロレス「スターダム」の極悪軍団「H.A.T.E.(ヘイト)」渡辺桃(24)が、〝レジェンドキラー〟に名乗りを上げた。 【写真】試合後、梅咲遥を見下ろす渡辺桃 13日のディアナ後楽園大会では梅咲遥と初のシングルで対戦。敵地で極悪殺法を繰り出す暴れっぷりを見せ、最後は得意のピーチサンライズで3カウントを奪った。 試合後、梅咲から「ディアナの若手vsヘイト」での対抗戦を申し込まれた渡辺は「オラ来いよ!」と、バットで殴りつける場面もあった。 取材に応じた渡辺は「アイツ、なめやがってクソが! 若手なんかじゃなくて、この団体にはベテランいっぱいいるんだろ? ジャガー横田とか井上京子とかぶっ飛ばす方が面白くない?」。特に昨年8月の6人タッグ戦で敗れたジャガーには雪辱への思いが強い。 「アイツは唯一バットで殴ってもきかなかった。叩いても全然動じなくて、最後はバット奪われて叩き返された。だからもう一回戦いたいよね」と熱望する。 ここまで積極的になったのは、5日の名古屋大会でレジェンドの一人、〝極悪女王〟ことダンプ松本と初めてタッグを組んだことが大きかった。「もっと自由に好き勝手にやっていいんだなって思ったよ。遠慮もいらないし、自分はまだまだだなってことを大先輩の横に立って感じた」と振り返る。 だからこそ、遠慮を捨てたブラック・ピーチがレジェンドを食い尽くすつもりだ。「今、私はいろんな団体から求められて忙しいからさ。各団体のトップとかレジェンドを狩って、女子プロレスのトップに上り詰めたいね」と不敵な笑みを浮かべた。 他団体だけじゃない。スターダム内にも狙っている獲物がいる様子だ。「そういえばさ、今私やりたいヤツがいるんだよ。そして、そいつの持ってるベルトが欲しい。あの人とは何回も戦ってるけど、ずっと同じ技で負けてるからね…。そろそろ動こうかな。フフフフ」と意味深に笑い、北陸新幹線で富山方面に向かった。
木元理珠