どんなに苦しくても「笑顔で戦い抜く」こと 学法石川高校 女子硬式野球部【明日への一歩】
勝つことよりも、譲れないもの。 それは、今の一分一秒をやりきること。 学法石川高校 女子硬式野球部。 【写真を見る】どんなに苦しくても「笑顔で戦い抜く」こと 学法石川高校 女子硬式野球部【明日への一歩】 心の底から野球が好きな乙女たち。 弾ける笑顔が満ちる瞬間。 出川選手 「笑顔を心がけていくことで、気持ちが上がっていくことで良いプレーが出たりする。」 廣沢選手 「笑顔でやっているとプレーを100%出せるし、立ち向かっていこうという気持ちになれます。」 学法石川高校女子硬式野球部は毎日、学校から30分離れたグラウンドで練習しています。夕闇のグラウンドを高校生たちの煌めく笑顔が照らします。 そこは、ひとつの目標に向かって誰もが輝ける場所です。 出川選手 「このチームはすごいみんなが明るくて、楽しくて、日に日に成長できてて。」 チームをまとめるのは、キャプテンの廣沢美香子さん。 彼女には、悔しい記憶があります。 廣沢選手 「最後は悔しかったけど、自分がキャプテンなので最高のチームをつくりつつ、先輩たちの記録を超せるチームをつくることが目標です。」 今年夏、全国高校女子硬式野球選手権大会での成績はベスト16。 創部初の快挙も、まだ志半ば。 チームの目標は、甲子園。 夏の全国大会で決勝に進めば、あこがれの舞台が待っています。 白岩選手 「男子の甲子園を見に行ったことがあって、球場の広さとか観客の多さに魅了されて、心からここで野球をやればかっこいいなと思える場所です。」 そして彼女たちの一番の理解者は、学法石川高校硬式野球部のOB五十嵐竜亮監督です。 五十嵐監督 「逆転するならこの時期しかない、この冬の時期にどんどんやって自分のスキルをアップしていって、来年の3月にレギュラーをつかむ。この時期はいくらでも自分次第では抜いていけると思う。」 監督が掲げたスローガンは「苦の中に光あり」。 五十嵐監督 「苦しい練習だと思うんですけど、そのあとに見えてくる達成感とか上達したことを実感するシーンが光になってくると思うので、人生もつらいことがたくさんあると思うんですけど、そういうのを乗り越えていくとその先には光があるんだよ、というのを伝えていければと思う。」
基礎練習を重視する五十嵐監督がこの日、選手たちに課した最終メニューは全力疾走で200メートルを10本。 かけがえのないチームメイト。 苦しい練習も時を止めたくなるほど、毎日が愛おしいのです。 出川選手 「すごいいい仲間かなと思う、自分がつらいときとかも元気になる言葉をかけてくれるので、ありがとうという気持ちでいっぱいです。」 18人の笑顔の瞳に、叶えたい夢が宿ります。 「悔いないようにやり切りたいと思います。」 『ステップ』 https://www.tuf.co.jp/general?id=147 福島県内にて月~金曜日 夕方6時15分~放送中 (2024年12月11日放送回より)
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