イチゴ高騰 クリスマスケーキがピンチ「ことしは争奪戦」
原材料全般値上がり 価格抑える工夫も
今年、クリスマスケーキ作りにとって痛手なのは、イチゴの値上がりだけではありません。 この店では卵や牛乳、小麦粉、砂糖など原材料全般が、平均で去年より20パーセントから30パーセント値上がりしました。 企業努力だけでは吸収できず、生クリームを使うクリスマスケーキの価格を上げ、5号では、およそ400円値上げしました。 一方でクリスマスの勤務を交代制にしたり、作るケーキの数を抑えたりして人件費の削減につなげ、ケーキの値上げ幅を少しでも抑える工夫をしています。 森田亮オーナーシェフ「少しでもお客様にクリスマスを楽しんでもらいたいなというので、できるだけ上がり幅を抑えるっていう感じでやったので。1年間の感謝の気持ちを込めたクリスマスになるので」 お店にとってかき入れ時のクリスマスですが、今年は悩みが絶えないですね。 一方、イチゴ農家の松本さんは、収穫は遅れるものの品質に問題はないとみていて、地元のイチゴを多くの人に食べてほしいと話しています。