「笑顔で暮らせる社会、治安面から支える」 小堀・沖縄県警本部長が着任会見
沖縄県警の小堀龍一郎本部長(51)が18日、県警本部(那覇市)で着任会見を開き、「県民が笑顔で暮らせる社会を治安の面からしっかり支えるのが私の務めだ」と述べ、「力を尽くしていく」と抱負を語った。 小堀本部長は会見で、県内で米軍関係者による性犯罪が相次いだことについて「県民に大きな不安を与えている」との認識を示し、「被害者の気持ちや置かれた状況に寄り添い、二次的被害の防止やプライバシーの保護に十分配慮する必要がある」と強調した。 平成9年に警察庁入り。警察庁長官官房企画課長などを歴任し、沖縄での勤務は初めて。「沖縄県のことをしっかりと理解するため、これから各地を回っていろいろな方と会い、お話を伺いたい」と話した。