“河野家三代の悲願”は「世の中に対して失礼」河野太郎氏「総理になるのが目的ではない」「何をやるかが重要」
9月27日に予定される自民党の総裁選挙に向けて、出馬表明をしている河野太郎デジタル大臣。総理の座は、祖父、父と河野家三代にわたる悲願といえるが、河野氏本人はどう思っているのか。本音に迫った。 【映像】総裁に最も近いのは?世論調査の結果(グラフで解説) 河野氏の総裁選初出馬は2009年、自民党が総選挙に大敗して、野党転落した際に「派閥解消」を訴えた。二度目の2021年は、所属する麻生派の麻生太郎会長の制止を振り切って立候補したが、岸田文雄氏に敗れる結果に終わった。そして、裏金問題をめぐって、岸田氏が派閥解消を進めるなか、麻生派は反発し唯一存続を決めた。河野氏は今回、派閥に残り、麻生氏の支持を得ての出馬となる。 祖父は元副総理の河野一郎氏で、父は自民党総裁を務めながら総理大臣にはなれなかった河野洋平氏。河野氏にとって総理大臣は祖父や父が達成できなかった河野家三代越しの悲願。三度目の正直で悲願達成となるか。 これに対し河野氏は「よくそういうことを言う人いるが、世の中に対して失礼な言い方」と断言。「(総理大臣に)なるのが目的なのではなく、総理になって何をやるかが大事」「総理になるからできることをやるためにやるわけで、デジタル大臣でできることだったら、デジタル大臣としてそのまま続けていけばいい話ですから」との見方を示した。 (『ABEMA的ニュースショー』より)
ABEMA TIMES編集部