「さつまいもダイエット」の効果は? 人気韓国アイドルも大幅な減量に成功したそのやり方・注意点を管理栄養士が解説
女子に大人気の食材「さつまいも」。おやつや白ごはんの置き換えのオプションとして選ぶなどダイエット中のヘルシー食材として選ぶ人も多いはず。 【写真】ダイエット中は避けて!知っておくべき「高カロリーなおやつTOP10」 今回はさつまいもダイエット効果や実践方法を管理栄養士の中村りえさんに聞いた。 ▼中村りえ プロの管理栄養士・料理研究家による「食 」のプロデュース・レシピ開発を手掛ける(株)エミッシュ所属。健康・美容・栄養などの切り口で管理栄養士ならではのレシピ提案・コラムの執筆を行う。日本の米文化を守りたいと米食レシピや米粉レシピを発信中。
さつまいもダイエットの効果
同じ分量のごはんよりもさつまいものほうがエネルギーは低いため、ダイエット中のカロリー制限に役立ちます。ごはん一食の目安は150g。さつまいもは大きいもので250gなので中くらいのものなら1本、大きければ1/2本くらいを目安にしてください。大きいもの1本250gを食べるとごはんよりもエネルギーが高くなるので気を付けて。 また、一食として活用するだけでなく、おやつとしてもおすすめです。間食のエネルギー量の目安は200kcal以内とされており、クッキーだと3枚程度ですが、焼き芋ならば小さめなら1本、大きいものであれば1/2本が食べられます。さつまいもは食物繊維を含むので、満足感を感じやすく、また腹もちがよいので食べすぎ防止にもよい食材です。 ダイエット中は甘いものが食べたくなりますが、砂糖を使わなくても甘さを感じられるさつまいもはダイエット中の味方ですね。 また、韓国の人気アーティストのIUやmissAのスジなども、さつまいもダイエットで大幅な減量に成功したそう!
さつまいもダイエットのやり方・注意点
一食分をごはんの代わりにさつまいもにするさつまいもダイエットは、エネルギー制限に効果が期待できます。100gあたりのエネルギー量を比較するとごはんは168kcal、さつまいもは140kcalとさつまいものほうが低いです。ただし、さつまいもだけで食事を済ませようとすると栄養が偏ってしまうので気を付けてくださいね。タンパク質源である肉類や魚や卵、ビタミンやミネラルが豊富な野菜を使ったおかずやスープもとるようにしてください。 さつまいもはふかしたものや焼き芋で取り入れて余計な油や調味料を使わずに食べるように。同じさつまいもでも、油で揚げた大学芋や芋けんぴ、バターと砂糖をたっぷり使ったスイートポテトはエネルギーが高い傾向があります。おやつとして楽しむ場合でもシンプルなふかし芋や焼き芋がおすすめです。