ロッテ、組み替えた打線が機能し一夜で2位に再浮上 高木豊氏「藤原が非常にいい流れを作った」
◆ 仁志氏は扇の要・佐藤都志也にも賛辞! 投打が噛み合ったロッテは日本ハムに6-0で快勝。1日で2位の座に返り咲いた。 ロッテ打線は両軍無得点のまま迎えた4回、先頭の2番・藤原恭大が9球粘った末に四球で出塁し、続く3番・角中勝也、4番ネフタリ・ソトは連打。上位打線がつながり無死満塁の好機を作ると5番・佐藤都志也の右前2点適時打で先制した。 2点リードの6回は再びソトと佐藤の連打で無死二、三塁とし、6番グレゴリー・ポランコの中犠飛で3点目。さらに二死三塁後、8番・友篤輝杉の右前適時打で4-0とリードを広げた。7回は1番・髙部瑛斗の左前打、続く藤原の四球などで一死二、三塁とし、ソトが猛打賞となる左前2点適時打を放ち6-0。組み替えた上位打線がつながり、10安打6得点と理想的に得点を重ねた。 先発の小島和哉は立ち上がりから安定。打線の援護を受けた中盤以降もテンポ良くアウトを重ね、8回3安打無失点の快投で8勝目(8敗)を手にした。 13日放送のフジテレビONE『プロ野球ニュース2024』に出演した高木豊氏は、「流れるような攻撃を見せてくれた」とロッテ打線を評価。その中で「藤原が非常にいい流れを作った」と、1安打2四球で3出塁をマークした背番号1の働きを称えた。 同じく解説者として出演した齊藤明雄氏も「早めに追い込まれたけど粘ってフォアボール。そこから角中、ソトとつながり打線の“線”ができた感じがした」と、先制点の足掛かりを作った藤原の四球出塁を評価。仁志敏久氏も「今年のマリーンズは頭角を現した藤原の存在が大きい」と、ここまで打率.320、2本塁打、15打点、OPS.871をマークする若武者に賛辞を送りつつ、「あと佐藤ですよね」と、今夏のオールスターでMVPに選ばれる活躍を見せた扇の要の充実ぶりにもスポットを当てた。 ☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』
BASEBALL KING