北海道から沖縄まで…全国のアンテナショップが集結、「日本でもあまりない」KITTE大阪の目玉フロア
JR大阪駅前の旧・大阪中央郵便局跡地にて、7月31日にオープンする高層ビル「JPタワー大阪」(大阪市北区)。同ビル内の商業施設「KITTE大阪」に、日本各地の名産品が集まるフロア「Feel JAPAN Journey(ええもんにっぽんめぐり)」が誕生する。 【写真】キレイな「アリバイ横丁」という声も…2階フロアの様子 「日本の良さを発見し、再認識できる商業施設」がコンセプトの「KITTE大阪」。なかでも2階フロアは、北は北海道、南は沖縄県まで全国各地の魅力を発信する店舗が集まり、各地のグルメや物産品などがそろう。 7月29日におこなわれた内覧会では、各店舗のスタッフたちがこぞって地元の魅力をアピールしており、すでに大賑わい。その土地でしかお目にかかれないような銘菓や調味料をはじめ、アイスクリームやお酒、野菜など、旅先で欲しくなっても「持ってかえるのは難しい・・・」と断念してしまうような品も充実しているので、気兼ねなく買い物が楽しめそうだ。 また、高知県内にある全酒蔵の「土佐酒」を揃える「SUPER LOCAL SHOP とさとさ」や、北陸のお酒を飲み比べできる「ホクリクプラス」、地元の焼酎を豊富に取り揃える「かごしま屋」など、各地のお酒と出合えるのもうれしいポイントだ。鹿児島のさつまあげや宮崎県の「ささみくんせい」といったおつまみにもぴったりな特産品もあるので、お酒好きにはたまらない空間となっている。 囲み取材に応じた「日本郵政不動産」の開発本部グループリーダー・平岡大典氏は、「自治体のアンテナショップや各地の『いいもの』が集まる商業施設は、日本ではあまり多くありません。デベロッパーが意図的に集めた施設としては、こちらが最初だと捉えています。そういった意味ではほかの周辺施設にはない要素なので、数多くの方がいらっしゃると思います」と、同施設ならではの魅力を語った。 「KITTE大阪」は7月31日にグランドオープン。オープニングイベントを実施しているショップもあるので、気になる人は各店の公式サイトやSNSをチェックしてみては。 取材・文・写真/つちだ四郎