結婚に祝福の声 川栄李奈はAKB48OGの理想像か
元AKB48で女優の川栄李奈が、2.5次元舞台などで知られる俳優の廣瀬智紀と結婚することを17日に自身のブログで発表。あわせて、第1子を妊娠しており年内に出産予定であることも公表した。川栄は24歳、廣瀬は32歳。2人は昨秋の舞台「カレフォン」にダブル主演したことをきっかけとして交際に発展したという。川栄はAKB48在籍時にも“おバカ”キャラになるなどし一定の人気はあったが、いわゆる“神7”のようなトップクラスの人気メンバーではなかった。むしろ卒業を機に女優として急速に評価を高め、在籍時よりも輝く存在になってきた。結婚で公私共に充実、AKB48グループOGの一つの好ましいモデルケースともいえそうだ。
芸能界から祝福のコメントが多数
川栄は結婚することと妊娠を発表したブログで、「今回は、突然の発表で本当に申し訳なく思っています」と驚かせたことを詫びながら、「今は、産まれてくる子供が待ち遠しく、授かったことを本当に嬉しく思います。まだまだ未熟ですが、自分の母のような人間になれるよう家族3人助け合いながら頑張りたいと思います」と、生まれくる子どもを含め家庭を築くことへの気持ちをコメントしている。 AKB48在籍時から仲の良い横山由依も、報告のブログをリンクした川栄のツイートをリツイートしたうえで、自身も「川栄結婚おめでとう!! 教えてくれたときめっちゃ嬉しい!!本当におめでとう!!ってハッピーな気持ちでいっぱいになりました 今までもこれからもママになってもずーーっと大好きだよーー!!」と喜びのツイート。 川栄本人のツイッターアカウントにも、ファンからの多数のお祝いコメントはもちろんのこと、4月28日に卒業公演を行った指原莉乃をはじめ48グループ関係の仲間や、女優の浜辺美波など、川栄が芸能界で育んできた人脈がうかがえる顔ぶれが続々と祝福コメントを寄せている。
卒業直後の舞台が高評価 NHK朝ドラ出演も
「その顔ぶれの豪華さが証しするように、川栄は“AKB48グループで最も成功した卒業生”ともいわれています」と話すのは、アイドル誌の40代男性編集者。 2010年にAKB48第11期研究生オーディションに合格した川栄は同年内に公演デビュー、12年3月には加藤玲奈、岩田華怜、高橋朱里、田野優花の4名とともにチーム4に昇格した。その後も活躍を続け、14年開催の選抜総選挙では16位に輝いている。 「川栄が急上昇を始めたのは、2015年8月の卒業直後。同年9月から新国立劇場で上演された舞台『AZUMI 幕末編』に主演、過酷な運命を持つヒロインあずみを殺陣も含め大熱演、これでいきなり高い評価を受けました」(前出・アイドル誌編集者) その翌年、16年にはNHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」に出演。高畑充希演じるヒロイン常子が居候する仕出し屋のひとり娘で、実直かつクールな富江を好演。その後も映画「デスノート Light up the NEW world」や「亜人」など話題作に続々出演し、キャリアを重ねた。18年には大杉漣さんの最後の出演映画公開作となった「恋のしずく」で映画初主演も果たしている。