「本当に心が痛むよ」復帰初戦に故障、涙ながら退場したグラテロルに同情の声「早くよくなりますように」
現地8月6日のフィリーズ戦で、ドジャースに悲劇があった。この日、右肩の故障からの復帰を果たしたリリーフ投手ブルスダー・グラテロルが、太腿の怪我で早々に離脱を余儀なくされたのだ。 【動画】涙とともに退場するグラテロル、復帰初戦の悲劇 昨季はチーム最多タイの68試合に登板し、防御率1.20と文句なしの成績だったグラテロルだが、今季は右肩の炎症のため、この日がシーズンデビュー戦に。それでも0対0の5回を任されるなど、指揮官の信頼は不動だった。 昨年10月のポストシーズン以来、約10ヵ月ぶりのマウンドへ上がったグラテロルは、MVP2度の強打者ブライス・ハーパーをまず打ち取ったが、3人目のJT・リアルミュートのところで苦痛に顔をゆがめ、足を抑えたまま下を向いてしまった。 結局、グラテロルは降板。自力で歩くことすらできなかったため、両側からチームスタッフに支えられてベンチへと下がった。痛みと悔しさのためか、その道中で涙を流していた。 試合後、デーブ・ロバーツ監督が明かしたところによれば、グラテロルの負傷は「復帰までに長い道のりを伴うもの」だという。事実上、グラテロルは復帰早々に長期離脱が決まってしまったのだ。 あまりにも痛ましい退場シーンに、現地では悲痛な声が寄せられていた。 「本当に心が痛むよ」 「早くよくなりますように」 「本当に気の毒に思う」 「呪われているんじゃないか……」 「本当に最悪だよ……」 構成●SLUGGER編集部