#命つなぐアクション、社内AED講習会を実施 育成年代の選手を守る術を深めていく 横浜F・マリノスがある街(37)
「救える命を、ひとつでも増やすために。救える術を、ひとりでも多くの人に。」―。F・マリノスでは、スポーツをしている最中の心臓突然死をなくすことを目的にしたプロジェクト「#命つなぐアクション」に取り組んでいます。 【写真】コーチたちを対象に実施された「社内AED講習会」 平成23年8月4日に、急性心筋梗塞で横浜F・マリノスのレジェンドでもある松田直樹選手が練習中に倒れ、急逝されました。このような事態を二度と起こさないようにするため、令和元年8月に立ち上がったものです。 5月9日にはその一環として、育成年代やスクールを指導しているコーチたちを対象に「社内AED講習会」を実施。症状の判断の仕方、対応方法を学び、人形を使った心臓マッサージなども行いました。 われわれはトップチームのほかにも育成年代のアカデミー、そしてスクール活動と、毎日のように各カテゴリーの選手たちと関わりを持っています。選手たちを守る意味合いもあり、当日は多くのコーチたちが参加し、積極的に取り組んでくれました。 今後、ホームゲームでは特設ブースを設け、自由参加の講習会を予定しています。もしもの時に対応できる術を身につけていただければ幸いです。