トレードデッドライン直前の現地メディア予想、菊池雄星の移籍先は?
トレードデッドラインが刻一刻と迫るなか、『MLB.com』が菊池雄星の移籍先を予想している。
同サイトは現地7月28日付で「トレードデッドライン直前12の大胆予想」と題した記事を掲載し、その大胆予想の1つとして、ブルージェイズのベテラン左腕の移籍先をナショナル・リーグ中地区のカージナルスと伝えている。
記事では、この予想について、「キクチは30代中頃に差し掛かる先発投手であるため、彼はカージナルスに属する」と簡単に綴るに留めている。詳しい説明は割愛されており、若干突き放した感じの文章になっているが、とにかくそういうことらしい。
なお、同記事では菊池の同僚であるMLBを代表するスラッガー、ブラディミール・ゲレーロJr.のマリナーズ行きを予想しており、これについては、「アロザレナは加わったが、フリオ・ロドリゲスの不振は続いており、ミッチという名の複数の33歳(ガーバーとハニガー)は打率2割前後しか打っていないため、マリナーズは未だに攻撃の梃入れを必要としている」とした。
その上で、「彼らは捕手の有望株であるハリー・フォードや、他の内野手の有望株(コール・ヤング、コルト・エマーソン及びフェルニン・セレステン)を放出することなく、アロザレナの契約に漕ぎ着けており、ゲレーロの契約へ向け、まだ袖を振れるのである」としている。
また、記事では今夏のトレード市場で、派手な動きを見せそうなドジャースについては、「ギャレット・クロシェ(ホワイトソックス)とレーン・トーマス(ナショナルズ)を獲得する」と予想。
まず、ホワイトソックスの先発左腕については、「既に明らかな通り、『ワールドシリーズ進出か失敗か』モードになっているドジャースは、クロシェの契約延長要求に対する条件を完璧に満たせるだけでなく、終盤へ向け、彼のスケジュールを調整し、最も重要な時期となる10月に彼のイニングをやり繰りすることができる立場にある」とした。