ジト目がかわいすぎる! フィアットから新型コンパクトSUV「600e」が登場。【新車ニュース】
ステランティス・ジャパンは9月10日、フィアット・ブランドの新型電気自動車「600e(セイチェントイー)」を発売した。エクステリアには初代「600」や、「500e」の要素が随所にちりばめられている。 【写真】どのカラーが好き? フィアット 600eの詳細画像はこちら!(全27枚)
500eに100個の魅力を追加?
ステランティス・ジャパンは9月10日、フィアット・ブランドの新型EV「600e(セイチェントイー)」を同日から発売した。 600eは、フィアットブランドのラインナップに1年半ぶりに加わる新型コンパクトSUV「600(セイチェント)」の電気自動車版。最大の特徴は、1955年にデビューした初代「600」や、2年前に登場したコンパクトEV「500e」からインスピレーションを得たデザインアクセントを随所にちりばめた点だ。数字の600は、500eに100個の魅力を追加するというコンセプトからという。 ボディサイズは全長4200mm、全幅1780mm、全高1595mmで乗車定員は5人。エクステリアは、丸みのあるフォルムや500eに似たLEDヘッドライトを採用することで、ひと目でフィアットとわかるおしゃれでかわいいイタリアンデザインに。一方、グロスブラックのアクセントや18インチのダイヤモンドカットアルミホイールは精悍さを際立たせている。 インテリアはアイボリーカラーが基調で、丸型のメータクラスターや2スポークステアリングホイールが初代600を彷彿させるデザインになっている。シートはアイボリーカラーのエコレザーシートを採用し、表面にはフィアットロゴのエンボスとターコイズブルーのステッチがあしらわれる。ラゲッジルーム容量は360L、リアシートを倒せば最大1231Lの空間が出現する。 パワートレインは、前輪を駆動する最高出力115kW(156PS)、最大トルク270Nmの交流同期式モーターで、搭載するリチウムイオンバッテリーの容量は54.06kWh。航続距離は493km(WLTCモード)を実現した。 運転支援面では、任意の位置を設定してステアリングを握ることで、その位置を維持するレーンポジショニングアシストを搭載。ほかにもアクティブランバーサポート、ハンズフリーパワーリフトゲート、キーレスエントリーの4つを同ブランドで初採用した。ボディカラーは新色のサンセットオレンジとスカイブルー、人気のホワイトの3色展開。価格は585万円だ。 SPECIFICATIONS フィアット セイチェント イー ラ プリマ|Fiat 600e La Prima ボディサイズ:全長4200×全幅1780×全高1595mm 車両重量:1580kg 駆動方式:FF モーター定格出力:62.0kW 最高出力:115kW(156PS)/4070-7500rpm[ECE] 最大トルク:270Nm(27.5kgf・m)/500-4060rpm[ECE] 一充電走行距離:493km(WLTCモード) 価格:585万円(税込)
文=原アキラ 写真=ステランティス