SNSでレトロかわいい観光列車も話題! 韓国・釜山のビーチリゾート「海雲台(ヘウンデ)」の魅力
夏も終盤ですが、今年の夏の旅先として人気が高かったのがお隣の国、韓国です。大手旅行会社による「今年の夏休みの海外旅行先」トップ10(※1)には、韓国の都市が2つ入りました。1位にソウル、6位にランクインしたのが釜山(プサン)です。特に釜山は最近SNSでも注目度がアップ。そこで、釜山のおすすめスポットやグルメについて、来たる次の旅シーズン・秋にかけてシリーズでお届けします。初回は、2種類のレトロかわいい観光列車も話題の「海雲台(ヘウンデ)」の魅力です。 【写真】釜山の絶景をバックに競演! 赤と青 大小2種類のレトロかわいい列車 ☆☆☆☆☆ 釜山は、韓国の南東部に位置する韓国第二の都市です。港町として栄えてきた釜山は、美しい景色を楽しめる海水浴場や、摩天楼が並ぶマリンシティ、そして都市的な面だけでなく、活気あふれる伝統市場など、昔ながらの情緒も味わえるなど多彩な魅力を備えています。 そんな釜山が擁する、韓国きってのビーチリゾートといえば「海雲台(ヘウンデ)」。元々、釜山を代表するビーチとして人気の海水浴場だったのですが、複合文化芸術スペースで夜景スポットとしても人気の「The bay 101」などに加え、2020年に2つ新たな施設がオープンしたことにより再度話題になりました。 一つ目は「BUSAN X the SKY(プサン エックス ザ スカイ)」です。釜山の新ランドマークとして注目されており、ソウルのロッテワールドタワーに次ぐ韓国第2位の高さを誇ります。98階から100階に位置する展望台からは、ビーチや都市の夜景、釜山の名所の数々を一気に見下ろせます。 もう一つは、SNSでも話題になっている、海沿いを走る観光列車「海雲台ブルーラインパーク」です。旧東海南部線の廃線区間を一部再開発したもので、海沿いの景色を眺めながら移動します。 海雲台ブルーラインパークの車両は2種類。全て海側を向いた座席でオーシャンビューを楽しめる「海辺列車」は一度に30人以上が乗れる大きさで、外観もインテリアもモダンレトロなデザインとなっています。 一方、4人乗りの小さなケーブルカーで線路を走る「スカイカプセル」は、視界に遮るものがなく開放的。友人や家族だけで乗ることができるため、プライベート感があり居心地抜群とのこと。釜山の美しい海を一望しながらゆったりとした時間を過ごせるとして国内外で人気の観光スポットとなったのだとか。スカイカプセルは、日によっては事前予約で満員の時間帯もあるといいます。 近代都市として、またビーチリゾートとしての顔とレトロな趣きが共存。人気が高いことにもうなずける釜山でした。 【取材協力】韓国観光公社 ※1 エイチ・アイ・エスによる、夏休み期間(2024年7月20日~8月31日)の予約状況をもとにした動向調査。 ※ラジオ関西『Clip月曜日』2024年8月26日放送回より
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