“ブロックされても閲覧可能”イーロン・マスク氏 X機能変更を示唆 狙いは「ビジネスの観点?」専門家が分析
X(旧・Twitter)のオーナー、イーロン・マスク氏がXのブロック機能について仕様を変更することを自身のXで示唆し物議を醸しています。 【写真10枚】Xのブロック機能変更を示唆したイーロン・マスク氏の投稿を見る
Xのブロック機能変更「ブロックしても閲覧可能」
街の女性: 関わりたくない相手とか見られたくない相手に見られるのは嫌なので… 街の男性: モヤモヤするというか、ちょっと怖いという感じはします と、街で聞こえてきた不安の声。 そのワケは、「ブロックしても、ブロックされた相手は投稿の閲覧が可能になってしまう」というXのブロック機能変更についてです。 事の発端となったのは、Xのオーナー、イーロン・マスク氏のある投稿。 (イーロン・マスク氏 9月24日のX投稿) もうとっくにこれをやるべき時だ。ブロック機能により、アカウントは投稿への反応ができなくなるが、公開投稿を見ることはできる。 「ブロック」とは、特定のアカウントとのかかわりを制限できる機能。 現在は相手をブロックした場合、その相手は投稿を見ることも、リプライ(返信)などをすることもできなくなりますが、 もし、この変更が適用されると、ブロックをしても、その相手が投稿内容を見ることが可能になります。このブロック機能の変更に対して利用者からは… 街の男性: (ブロックしたアカウントに)情報を見られちゃう、隠したいときもあるじゃないですか。ちょっと怖いなっていう感じはします 街の男性: (ブロックしたアカウントには)自分のプライベートを完全に見られたくない 見られたくないからブロックしてたのにと思っちゃいますね と不安や疑問の声が。
機能変更はビジネスの観点か…?
ではマスク氏はなぜ、ブロック機能の仕様を変更しようとしているのでしょうか。 マスク氏のアカウントをさかのぼると、このような投稿がありました。 (イーロン・マスク氏 2023年8月のX投稿) ブロックはダイレクトメッセージ以外、機能として無くす予定 意味がないから マスク氏が、“ブロック機能は必要ない”とする理由について専門家は…。 ITジャーナリスト 三上洋さん: イーロン・マスク自身は言っていませんが、ビジネスの観点があります。 ITジャーナリスト 三上洋さん: ブロックなしにすれば、さらに議論ややりとりは増える、見ている人も増える=滞在時間が増えて広告閲覧も上がって収入になるということです。 お金のための事情というのもあると思います ブロック機能の変更はいつになるのかわかっていませんが、三上さんによると、数週間以内に変更される可能性もあるということです。 (『めざましテレビ』2024年9月26日放送より)
めざましテレビ