子育てに関する申請や手続きをDX化 情報発信に4人のアンバサダーを任命 三重・明和町
出生届などのデジタル申請や役場の窓口予約のシステム化などが30日から行われる=明和町(三重テレビ放送)
妊娠や出産など子育てに関する行政手続きのデジタル化を進める三重県明和町で。30日、デジタルツールを活用し、効率化を図る取り組みをサポートするアンバサダーの任命式が行われました。 住民と行政のパイプ役を務めるアンバサダーの任命式には、明和町の下村由美子町長をはじめ、総務省や県の職員など11人が出席しました。 子育て世代にとって、出生届の提出や保育施設の申請など手続きが多岐にわたり負担が大きいことから、明和町ではその世代を助けるために、デジタル申請や役場の窓口予約のシステム化などが30日から行われます。 これらのデジタルツールをSNSなどで情報発信し、助言などを行うアンバサダーを、町内で子育てをしている4人が担うことになり、下村町長から委嘱状が手渡されました。 明和町では4人のアンバサダーを中心に子育て世代の利用率80%を目指します。 任命を受けたアンバサダーの一人は「たくさんの人の声を聞いて、行政の人と連携しながら、この子育てDXアンバサダーをつとめたい」と話していました。 また、明和町の下村町長は「みんなでつくる未来をという形で、この子育て支援事業にかかわっていきたい」と話していました。