“女性がキラキラ輝ける場を作りたい” 女性育成イベントに取り組むフリー准看護師の挑戦《長崎》
“命” と向き合う仕事に関心を持った荒木さん。 育児が落ち着き始めた28歳から専門学校に通い、准看護師の資格をとりました。 当初は病院に勤務していましたが… (荒木 愛梨さん) 「一番下の子がすごく小さいので、自分と子どもの時間を確保するために、フリーランスという道を選びました」 現在は、特定の組織に所属せず働く “フリーランス” に。 週に5日、訪問看護を中心に脈拍や血圧のチェック、入浴介助などを行っています。
(患者 中村 秋年さん(90)) 「ものすごく優しい。本当によくしてもらっている」 (荒木 愛梨さん) 「密な看護というか、より一人一人に沿った支援ができるので、すごくやりがいを感じます」 夕方までには仕事を終えることができ、夜勤などで不規則になる病院での勤務に比べ、自由な時間が増えたといいます。 (荒木 愛梨さん) 「自分の時間で(勤務を)決められるので、子どもや家のことをしたり、友だちとランチをしたり、いろんな時間の過ごし方ができて、すごく充実しています」
◆自分の時間を大切にすることで充実が生まれる
そんな自分の時間を使って、4年前にはビューティーコンテストにも挑戦しました。 (荒木 愛梨さん) 「向上心がある方がすごくたくさん集まっているし、心がすごくきれいというか。ライバルでもあり、いい仲間でもある。そこで出会った人たちに、私も刺激を受けて」
この経験から、年齢や環境に関係なく “女性が学び続ける場” をつくりたいと去年、サークルを立ち上げました。 (荒木 愛梨さん) 「思い当たる笑顔の効能、効果はあります?」 (サークルメンバー) 「幸せになる」
メンバーは約20人。 月に1度、ランチを楽しみながら「ライフワークバランス」や「SNS発信」など、テーマを決めて思いを語り合います。 (サークルメンバー) 「自分の目標や夢に向かって、みなさん一人一人が頑張っているので、いつも影響をもらっています」 (荒木 愛梨さん 「(長崎という)土地もすごく素敵だし、人がいいし、女性が本当にキラキラ輝いている。女性の力で長崎を一緒に盛り上げて、女性がもっと輝ける社会を作っていければ」 そして荒木さんが今、新たに取り組んでいるのが…。