太陽光パネル1080kW設置、京セラ系が初のオンサイトPPA
シギヤ精機製作所の本社工場で開始
京セラはシギヤ精機製作所(広島県福山市)の本社工場で、太陽光発電のオンサイトPPA(電力販売契約)を始めた。全額出資子会社の京セラEPA(京都市伏見区)が合計出力1080キロワットの太陽光パネルを設置し、電気料金を徴収する。 出力410ワットの太陽光パネル2635枚を設置した。シギヤ精機の使用電力量の約35%に当たる年間88万8753キロワット時の電力を供給する見通しで、シギヤ精機は年間344・4トンの二酸化炭素の排出を削減できる。 契約期間は20年間。期間終了後は太陽光システムを無償譲渡するほか、発電した余剰電力は京セラの事業所で活用することでコストを抑えたという。 京セラEPAは太陽光システムのリース会社として2019年10月に設立、今回が初のオンサイトPPA案件となる。