「得意なことでNBAに貢献できると信じられた」 アレックス・カルーソがレイカーズ時代の同僚レブロン・ジェームズへの感謝を明かす
今夏シカゴ・ブルズからオクラホマシティ・サンダーに移籍したアレックス・カルーソは、リーグ随一のディフェンダーだ。効果的に3ポイントも沈める30歳のコンボガードは、若いサンダーがさらなる高みを目指すための重要なキーマンと見られている。 さらに、ロサンゼルス・レイカーズ在籍時の2020年に優勝を経験していることもカルーソの評価を高める一つの要因となっている。『TexAgs Radio』の番組に出演したカルーソは、当時のチームメイトであるレブロン・ジェームズの影響があったことを明かした。 「レブロン・ジェームズの愛は僕に自信を与えてくれた。あの頭の良さと高い技術があるNBAの顔、間違いなく史上最高の選手がそうしてくれたのは、とても大きな意味がある。自分のやっていることは正しいと信じる自信を与えてくれた。自分の得意なことでNBAに貢献できると信じられたんだ。自分が望んでいたのは、試合の最後にコートに立って、勝つチャンスを掴むことだったんだ」 ドラフト外からサンダーの下部組織に入り、2ウェイ契約で何とかレイカーズにたどり着くなどキャリア序盤は自分の立ち位置を確立するのに苦労したカルーソ。しかしジェームズから期待され、認められたという事実が、大きな支えとなったのだ。それに応えたカルーソの努力もさることながら、ジェームズの影響力の大きさが改めて感じられるエピソードである。
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