ジャッキー・チェン アクションのルーツは7歳から 「一人のトレーニングは退屈」 愛犬家の一面も
日テレNEWS NNN
世界的アクションスターのジャッキー・チェンさんが、現在公開中の映画『ライド・オン』のPRのため、約13年ぶりに来日。ジャッキーさんにアクションのルーツを伺いました。 【画像】ジャッキー・チェン 日本限定でPRのため13年ぶり来日
■最新作では馬と共演…愛犬家の一面も
現在70歳を迎えたジャッキーさんの最新作『ライド・オン』では、ケガをきっかけに第一線を退きながらも、愛馬とともに再起をかけるベテランスタントマンを演じています。映画への出演を決めた理由を教えてくれました。 ――アクションや馬とのかけあいが素晴らしく、家族の話も心あたたまるものでした。 それも私がこの映画を引き受けた理由です。脚本が非常にユニークである以外に、父親と娘の家族愛(絆)、あと一番重要なのは馬ですね。役者としては、いろんな役柄を演じたいと思っています。 ――どのように馬との絆を強めていったのですか? 二十数年前、私はカナダのカルガリーで乗馬や馬の調教を習ったことがあります。だから、馬が撮影現場にやってくると、話しかけたり、歌を歌ったりしました。毎日十数時間、一緒に過ごしました。現場で馬に向かって、“はっ!”、“ボン!”などと声を出すんです。すると最初、馬はびっくりするんですが、何度も声を出すことで、だんだん馬はこういった動きに害がないと分かるようになります。3か月間、毎日(繰り返し行いました)。しかし、乗馬の場合は人によって乗る時のコントロールが違います。馬は誰の言うことを聞けばいいのか分からなくなります。犬も同じですね。毎日一緒にいると他の人の言うことは聞かなくなります。(うちの犬を)お見せしますね。 (愛犬の写真を見せるジャッキーさん) 馬だけではなく、犬を10匹も飼うほど愛犬家なジャッキーさん。愛犬の写真も披露し、優しい笑みを浮かべました。
■若い時は多くのことができた
これまでに100本以上の映画に参加してきたジャッキーさんに、若い頃の作品について聞きました。 ――印象的な作品はありますか? 非常にうれしいことに、若い時にはAIもスペシャルエフェクト(特殊効果)もCGもない状態で、多くのことができました。今はもう無理です。でも、以前できたことがうれしいです。ちゃんとやったわけだからね。今でもすごくうれしいと思います。