ジャッキー・チェン アクションのルーツは7歳から 「一人のトレーニングは退屈」 愛犬家の一面も
■アクションへのルーツ
ハードなアクションを生身でこなしてきたジャッキーさん。その源は何だったのでしょうか。 ――どのようなトレーニングをしてきましたか? 私は7歳から習っています。毎日、朝9時から空手を習っていました。空手が終わった後は、柔道を習いました。夕飯前は合気道を習いました。夕飯終わった後はボクシング。夜9時は体を鍛えていました。小さい時は、お金がなかったんです。一番重要なのは電話もなかったです。カラオケもない。そういうことを習わないと行くところがないです。空手道場や合気道場で、友達みんなで一緒に次から次へと移動します。いったんバラバラになったら、今みたいに(電話で)「どこ?」ってわけにもいかず、以前は連絡が取れませんでした。 ――毎日トレーニングができるっていうのは、好きという気持ちから来てるんですか? みんな(がいること)。一人でトレーニングをやるのはすごく退屈です。今みなさんが仕事していると、電話で邪魔されることが多いです。友達とご飯食べた時も、食べ終わった後に一緒に食べた感覚がないんです。だから、電話はただかけるか受けるかで、SNSなどは一切ないです。一回だけこの携帯電話を6時間見続けていた。それはダメだと思いました。アプリを全部削除した。
■今後の目標「毎年少なくとも1作品以上」
映画の世界に入って63年。まだまだチャレンジを続けるジャッキーさん。最後に今後の目標を明かしました。 ――今後、どのようなことに挑戦していきたいですか? 異なる役柄にチャレンジすることです。今年で、私は業界(映画界)に入って63年になります。どの作品も僕にとっては記念すべき作品です。どの映画が一番いいかは私にもわかりません。私はただ、毎年少なくとも1作品以上、全世界のファンにお見せしたいと思っています。