【陸上】DLファイナルに「ジェシー・オーエンス・ライジング・スター賞」創設 23歳以下の若手優秀選手男女各1名を表彰
ダイヤモンドリーグの大会事務局は9月10日、今年のダイヤモンドリーグ・ファイナル(9月13~14日)から若手優秀選手に贈られる新たな賞「ジェシー・オーエンス・ライジング・スター賞」を創設したことを発表した。 ダイヤモンドリーグ・ファイナルに日本人5人が出場! 北口榛花、田中希実、泉谷駿介、サニブラウン、ディーン元気が世界のトップと対決 対象は23歳以下の男女各1名で、若き才能を称え、陸上競技界で最も象徴的な人物の1人の功績を称えることを目的として創設された。受賞者にはベルギーの彫刻家ヤン・デマレッツ氏がデザインしたオーエンスのブロンズ像が贈られる。 ジェシー・オーエンスは23歳で迎えた1936年ベルリン五輪で100m、200m、走幅跳、4×100mリレーの4冠を獲得。また、100m、走幅跳では世界記録を樹立するなど、1900年代前半を象徴するアスリートの1人。現役引退後も黒人の雇用機会均等、差別反対を訴える活動に取り組んだ。 同賞はオーエンス家、ジェシー・オーエンス財団、ダイヤモンドリーグの共同で創設された。
月陸編集部