山下美夢有、出場19試合目で今シーズン初優勝「2位で終わるのと優勝は全然違う」
山下美夢有が国内女子ツアーの富士通レディース(千葉県/東急セブンハンドレッドクラブ)で古江彩佳をプレーオフ2ホール目で下し、今季初優勝を飾った。 ―優勝した瞬間の気持ち 最高!しかなかったです。(最後のパットが)入った瞬間、歓声を浴びながらやっぱり優勝って違うなと思いました。 ―出場19試合目で今季初優勝 皆さんから1勝目に届かないと言われることがあり、本当にその通りでした。思うようなショットがなかなか打てず、イメージ通りのショットではないですが、上位にはいたという感じが続いていました。今日もしっくり来ていなかったですし、ショットもあまり良くなかったですが、パットが入ってくれたのでプレーオフで優勝できたと思います。 ―勝ち切れなかった原因 スイングのイメージが違ったことだと思います。 ―今季は勝てると思っていたか 勝てないとは思っていなかったので、しっかり勝つという気持ちで取り組めていたと思います。 ―優勝と2位の違い 2位で終わるのと優勝は全然違います。優勝すると自信に繋がりますし、次のステップに向けて頑張ろうという気持ちになります。 ―何か変えたことはあるか ショートゲームは磨くしかないので、その辺は考えたりしますが、スイングはあまり変えていないです。自分のスタイルで行こうと割り切って出来ていると思います。 ―スピーチの時に涙を浮かべていた ファンの方も両親もすごく応援してくれて、2位で終わった時も「次、頑張ろう」という感じでプラスになることだけを言ってくれました。やっと結果で恩返しができたので嬉しかったです。 ―前週大会は棄権 自分の責任ですが体調を崩してしまいました。そういうのもあって体調をしっかり整えられましたし、気持ちもすっきりして今週に挑めたので、それが優勝に繋がってくれました。 ―年間女王争い 今年は竹田麗央さんが7勝されていて、本当に素晴らしい選手だなと思っています。プレースタイルは違いますが、自分のプレーをして少しでも上位で戦おうと考えているので、残りの試合も精一杯頑張りたいです。