「不要な子ども服集めます」 イベント出店に向け館山の九重小5・6年生呼び掛け(千葉県)
不要になった子ども服を集め、世界の難民に届ける活動「“届けよう、服のチカラ”プロジェクト」に参加している、館山市の九重小学校5、6年生の児童らが10月26日、JR館山駅東口前の「sPARK tateyama」で、服を集める呼び掛けを行った。23日に行われるイベントでの出店に向けたもので、手作りのチラシを配って寄付を呼び掛けた。 衣料品店「ユニクロ」などを展開するファーストリテイリングが全国の小中高生を対象に行っている学習プログラムで、子どもたちが主体となって服を集める方法を考えていく。 九重小の児童らは、sPARK tateyamaで毎月第4土曜日に行っているイベント「sPARK DAY」に出店し、広く地域住民から服を募ることにした。 出店1カ月前のこの日のイベントで、集めたい子ども服のサイズや種類などを記した手作りのチラシを来場者らに手渡した。 加藤瑠海さん(6年)は「難民の子どもたちに服で元気を与えられるよう、協力をお願いします」と話していた。23日の出店では、難民への理解を促すパネル展示や、預かった服がどのようにして難民へ届けられるのか、といった説明なども行う予定だという。 集めている服は、乳児~160サイズの子ども服。ブランド等は問わない。下着やアクセサリー、帽子の他、ドクロや迷彩柄、血液など戦闘を連想させるデザインのものは不可。午前11時~午後3時半で受け付ける。