元リヴァプールのGKカリウス、新天地は独2部シャルケか…昨年夏からは無所属状態
フリーの状態が続いているドイツ人GKロリス・カリウスがシャルケ加入に近づいているようだ。9日、ドイツメディア『スカイスポーツ』が伝えている。 現在31歳のカリウスはシュトゥットガルトやマンチェスター・シティの下部組織を経て、2012年12月にマインツでプロデビューを飾った。2016年夏に加入したリヴァプールでは「1番」を背負い、公式戦通算49試合に出場。しかし、ブラジル代表GKアリソンの加入後は出番を減らし、ベシクタシュやウニオン・ベルリンへのレンタル放出され、2022年夏にはニューカッスルへ加入した。 しかし、ニューカッスルでも出場機会に恵まれず、在籍した2年間でゴールマウスを守ったのはわずか2試合のみ。昨シーズン終了後には契約満了で退団し、現在に至るまでフリーの状態が続いている。 そんなカリウスの新天地がようやく決まったようだ。報道によると、2.ブンデスリーガ(ドイツ2部リーグ)を戦うシャルケがフリートランスファーでの獲得に迫っているとのこと。早ければ現地時間10日金曜日にメディカルチェックが行われ、問題がなければ今シーズン終了までの短期契約が締結される見込みだという。移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏も、今週中にシャルケの一員になる予定と伝えている。 今シーズンのシャルケはロン・トルベン・ホフマンとジャスティン・ヘケレンの2名がGKの軸となっているが、公式戦3試合の出場に留まっているホフマンは現状に不満を募らせている模様。早ければ今冬に古巣のアイントラハト・ブラウンシュヴァイクへ復帰する可能性があるという。こうした現状から、シャルケはGKの補強を画策しており、フリートランスファーでの獲得が可能なカリウスに目をつけたようだ。
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