阪神・山田 既に〝お墨付き〟でも藤川新監督へ猛アピールだ「いいところ全部見てもらえるように」
山田が藤川新監督へのアピール1号に名乗りを上げた。フェニックス・リーグの西武戦では「2番・二塁」で先発出場。初回の第1打席で左前打を放ち、同リーグでの連続試合安打を6に伸ばした。通算では7試合で27打数11安打で打率・407と好調だ。 「自分のいいところを全部、見てもらえるようにプレーしたい」 実は、藤川監督からは既に打撃でお墨付きをもらっている。公式YouTubeチャンネル「藤川球児の真向勝負」で、23年ドラフトで入団した選手をチェックする企画が行われた。そこで山田を「タイミングの取り方が凄くうまい。天性の打撃センスがある。バットの当て感が坂本選手(巨人)のよう」と絶賛した。山田自身もこの動画を見ており、励みにした。 「坂本選手や、目標の山田選手(ヤクルト)みたいな打撃ができれば良い」 守備では本職だった遊撃に加え、フェニックス・リーグから二塁にも本腰を入れる。2回1死では二遊間を襲ったライナーをダイビングキャッチ。新指揮官は同企画で「守れそう。野球センスもある」と守備も評価していただけに、“虎のプリンス”への期待は大きそうだ。 (松本 航亮)