「大人数で飯に行くときも大体一緒」法政大“同部屋コンビ”DF竹内豊とMF溝口駿が先輩&恩師の待つ富山へ
「大人数で飯に行くときも大体一緒」。互いをよく知る法政大のDF竹内豊(4年=新潟明訓高)とMF溝口駿(法政二高)が揃ってカターレ富山に進む。 【写真】ミスマガジン16歳グラドルの鹿島ユニ姿や水着ショット 「最初(入部したとき)スポーツ推薦ばかりで、二高と新潟明訓はスポーツ推薦じゃなかった。お互い頑張ろうなという感じで最初から一緒にいました」(溝口)という2人。2年生までは寮の同部屋にもなって仲を深めると、3年生以降も「サシで飯行ったり遊びに行ったりする仲なので俺に対して全く気を遣わないし、俺も全く気を遣わない」(竹内)と強い絆が結ばれた。 両者はともに富山への加入が内定した。この学年のプロ内定第一号となった溝口は「3年の終わりくらいに練習参加したとき、ベンチ組とメンバー外のメニューでベテランの先輩がスタメンで出られていないにも関わらず凄く良い雰囲気でやっていた。全員良い雰囲気で自分にも凄く声をかけてくれて、のびのびできる環境を作ってくださった」と振り返る。今年のキャンプで「ここでプレーしたら自分も成長できる」と確信したといい、5月の内定発表に至った。 富山には法政大でともにプレーした3学年上のMF安光将作と1学年上のMF高橋馨希が在籍している。竹内は「将作くんは法政時代もムードーメーカーというイメージでしたけど、プロになってめっちゃ声を出してチームを盛り上げてくれるし、練習でチームを締める声やリーダーシップのある発言も多くてすげぇなと思いました」と感服。溝口は「馨希くんは大学のときとあまり変わらないというか、そのままの性格なので。どこでも同じ性格でやれていてすごいなと思います」と大卒ルーキーで6ゴールを決めた先輩の活躍に目を細めた。 そして、22年まで法政大に所属していた長山一也ヘッドコーチとの再会も大きなトピックだ。竹内と溝口は長山ヘッドコーチから多くの指導を仰いできた。「1年生のときに主にカズさんに指導してもらって、その1年間に個人として多くのことを学ぶことができ、多くのことを吸収させていただいた。富山に練習参加に行っても細かいアドバイスをくださったりとかがあって、また一緒にできて嬉しい気持ちが大きいです」と竹内。溝口も「1年生のときにIリーグ(Bチームが出場したリーグ)で自分たちに指導してくださって、サッカーの基本的なところだったりを教わったのですごく感謝の気持ちがありますし、また一緒にプレーできることはすごく嬉しく思います」と喜びを示した。 「ボールを持ったときには迷わず自分の形に持っていけるように、見ている方がワクワクするようなプレーができれば」(溝口)、「自分がうまくいかない状況でもやり続ける力を大学で学べたので、つねにやり続けてピッチに立ちたい」(竹内)と意気込む2人は、プロの舞台でも「気を遣わなすぎるところがいいところかなと思うので、今まで通り仲良くしていければ」と切磋琢磨していく。