勝手に不動産売買されることも!?「マイナ保険証」の切り替えシーズンに注意したい詐欺の手口を防犯の専門家が解説
公的機関から直接電話がかかってくることはほとんどない!疑わしいときは電話を切って折り返しを!
公的機関から直接電話がかかってくることはほとんどない!マイナンバーカードの情報を手に入れるために、「警察から『口座情報が流出している』と電話があり、ビデオ通話でマイナンバーカードを見せるよう促される」というものもあるといいます。 マイナンバーカードの情報を元にネットバンクの口座を勝手に作られ、そこにお金を移すように言われてお金まで騙し取られてしまうケースも。また、その口座が「振り込め詐欺」に使われて、詐欺に加担したと疑われることもあったといいます。 竹山さんの「警察が個別に電話をしてくることはほとんどないので、一度電話を切って、こちらから警察に電話してほしい」という助言や、三木さんの「大切な連絡の場合は書面が届くはずなので、焦らず待ってほしい」という言葉に、京師さんは大きくうなずいていました。
「屋根が壊れているから点検を」などの「点検商法」から闇バイトに個人情報が流出!?
「屋根が壊れている」などと言って家に入り込み、不要な修理をして高額な金額を請求する「点検商法」が急増していますが、最近では闇バイトがターゲットを探す手段としても「点検商法」が使われているそうです。 会話の中で「家族構成」「資産状況」「自宅に人がいる時間帯」「間取り」などまでチェックされているという「点検商法」。京師さんは「そういった情報をリスト化して闇で売買しているので、見知らぬ業者は自宅に入れないように」と釘を刺しました。 実際、強盗に入られた家の近所で話を聞くと、数日前に「点検商法」らしき人物が来ていたという証言が出ることも。三木さんと竹山さんは「浄水器」「リフォーム」「廃品回収」「水道」「シロアリ」など、「点検商法」の例を挙げていました。 京師さんは「他人からお金や個人情報の話が出たら、まず詐欺を疑って欲しい」と主張。詐欺師は「今日中に」「今すぐ」など巧みに焦らせてくるので、家族など第三者に相談するか、警察の専用電話や消費者相談センターに電話すると安心だといいます。 「詐欺メールの見分け方を教えて欲しい」という視聴者からの質問には、「本物のサイトと見た目がそっくりなフィッシング詐欺が増えているので、『見分けよう』ではなく、『詐欺だ』と思って対応を。メールのURLは決してクリックしないこと」と、京師さんはアドバイスしました。 『ノンストップ!』(フジテレビ)2024年11月8日放送より
めざましmedia編集部